ケルトゆかりの植物とフラワーレメディ(2)

バッチ博士が後半に発見した

19種のエッセンスの中にも

ケルトの暦に関わる

聖樹(守護樹)があります。

博士が

後半の19種のレメディを

作り始めたきっかけは、

自らの心身の不調でした。

1935年3月、

連続的に訳のわからない恐れを感じ続け(アスペン)、

膨大な仕事量に落ち込み(エルム)、

正気を失いかけていることにおびえていました(チェリー・プラム」。

Dr.バッチのヒーリングハーブス
(ジュリアン・バーナード著、BAB出版)より

このような心理状態を

改善するために

セカンド19

(後半の19種)の

レメディ作りは

始まりました。

最初の3種、

アスペン、エルム、チェリー・プラム

古代ケルトに

ゆかりの深い樹木です。

あるケルトの暦で

「アスペン」は

9月21日(秋分)の聖樹であり、

「エルム」は

別の暦で

1月12日~24日、

7月15日~25日の

守護樹ととらえられています。

「チェリー・プラム」(Prunus cerasifera)は

11月1日の聖樹、リンボク

(ブラックソーン Purunus spinosa)の

近縁種です。

どちらも、春の初めに

白い花を咲かせます。

黒い幹や枝と、白い花のコントラストは、

闇と光を表しているように見えます。

古いウェールズの物語で

リンボクとチェリー・プラムは、

魔法使いによって

花から生みだされた

美しい花嫁、

ブロダイエズを象徴する

植物でした。

「賢い女の支配者であり

偉大な白い女神(魔法使い)」の

シンボルであったとのこと。

春一番に花を咲かせ、

お気に入りのミツバチに

豊かに蜜を与えることから、

白い女神は

チェリー・プラムとリンボクを

とても愛していたと

伝えられています。

魔女は

ブロダイエズをつくる時、

オーク、エニシダ、

メドウスィート

(セイヨウナツユキソウ)の花を

集めたと言われています。

ここにも

レメディの植物である

「オーク」や

「ゴース」の近縁種である

エニシダが

登場しています。

ケルトの暦で

今は「エニシダ」の季節。

25日からは

ハーブの女王、

「エルダー」(ニワトコ)へと

時はめぐります。

 

2020年1月スタート!

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