先日のこと。
「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」という
映画を観ました。
2年前に公開されているので
ご覧になった方もいらっしゃると思います。
1930年代以降の、
カナダの田舎町でのお話です。
1930年代と言えば、
イギリスでは
フラワーレメディ38種が完成したころ。
フラワーレメディ(エッセンス)は
1935年に完成しました。
映画は、モード・ルイスという
フォークアートの女性画家の
実話に基づいた映画です。
モードは幼少期から
重度のリウマチを
患っていて、
スムーズな歩行も難しく、
日常生活を送るのも
大変なのですが、
だからこそ、
できることをする、
したいことをすることに徹底して
自分の人生を生き抜いた姿が
描かれています。
子どもの頃から絵を描くのが大好きで、
周囲から馬鹿にされ
否定されても
負けることなく、
絵を続けました。
実の兄や叔母、周りの人から
冷遇されても屈せず、
家を出て家政婦として働き、
やがて、雇い主であった
魚の行商を営む男性と結婚。
その間にも絵を描き続けました。
ある日、彼女の絵は偶然
ニューヨークの編集者の目に留まり、
新聞・テレビにも取り上げられて
有名になります。
絵が売れるようになっても
質素な生活を変えず、
タバコを嗜み、
絵を描き続け、
人生のさまざまなドラマも経験し、
夫に看取られて一生を終えるというお話です。
モードの絵は
素朴で色に満ちていて
心が和みます。
当時は、バッチ博士も指摘していた
物質主義の時代に入り、
人がより多くの物質的な豊かさに
駆り立てられ始めた時代であることが
画面から伝わってきます。
モードの絵は
人々が失いかけている
シンプルさや
心の柔らかさ、
優しさ、明るさを
思い出させてくれるものたっだのでしょう。
(今でも人気があるそうです。)
映画の中での主人公は
肉体的な理由もあって、
多くのことをしようとしません。
できることを丁寧にしています。
周りに見える
生命の輝きをただ絵にしているのだと
語っています。
地味でシンプルですが、
実力ある役者陣の演技も素晴らしく、
とても味わいのある、心に残る映画でした。
「私は多くを望まないから
絵筆が目の前にあれば満足なの。
・
あと窓も。私は窓が好き。
鳥が横切ったり
ハチが来たり
毎日違うわ。
・
命があふれてる。
命の輝きが
ひとつのフレームに。・
そこにあるの」
(モードの言葉・映画より)
— 多くを望む —
今の私たちはいろいろな事情で
多くを望みます。
それは自分のためだけではなく
(最終的には自分のため、にもつながりますが)、
周りとの関係性から
多くをしよう・しなければ、と思うのです。
もちろん悪いことではないはずですが、
もしそれが度を超えていたら、
望みすぎていたら、不調和につながります。
現代は「もっと、もっと」と
必要以上に多くを望むことが
当たり前になっているように見えます。
自分の中のそんな思いに気づいたら、
少し立ち止まって、
深い呼吸をしてみるのも一つですね。
空を見上げて、日の光や
夜の月を眺めて
シンプルな自分にかえる時間も
大切にしたいものです。
たくさんの「もっと、もっと」で
ストレスを感じる時、
自分を取り戻すサポートに
フラワーエッセンスも役立ちます。
~・*~・*~・*~・*~・*
フラワーエッセンスは
およそ90年前に英国の医師が開発した
心のバランスを整えるための
自然のレメディ(心の処方箋)です。
おもに、市販の小瓶から数滴
飲料水やハーブティーなどに垂らして
飲んで使います。
今のような不安な状況や
日常のストレスで
心が不調和に陥った時、
心を調整し、本来の心の力や自分らしさを
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