私たちが花の魅力を感じる時、
花の色にまず惹かれます。
また、花が開く様子にも
惹かれます。
ツボミの時は
下を向いているのに、
花が開くと
太陽に向かって
パァッと開く花もあれば、
依然と下を向いたままの
花もあります。
下を向いたツボミが
太陽に向かって
花びらを広げる様子は、
私たちにとっては
明るい方へと
勇気を出して進む
前向きな気持ちを
刺激してくれるかのようです。
また、開いても
ツボミと同じように
うつむき加減の花には、
自分らしさを
大切にする
落ち着きや繊細さが
感じられます。
降り注がれる光を
自分らしい方法で
受け取りながら、
自分も人も大切にして
生きたいという願いを
思い出させて
くれるかのようです。
また、その形に
色の要素が加わると、
紫や白の花からは
自分の高い意識や願いを
現実に形にしていけるように
気持ちを引き上げてくれる
ようにも思えます。
たとえば、オダマキは
そんな花の一つかもしれません。
中央に筒のような形をした
花があり、
その周りを
色鮮やかなガクが囲んでいます。
交配しやすいため、
色や形の多様な
園芸品種も多いとのこと。
細い茎に
華麗な花がつきます。
たいてい
うつむき加減で
咲く花は、
花束やアレンジに加えると
繊細で、高貴な可憐さが
加わるので
人気があります。
私たちは
「下向き」
「うつむき加減」というと
ネガティブな
印象を受けがちですが、
花を見ていると、
そんな思い込みから
自然と解放されるように
思えます。
「下を向いてたって、
どこを向いたって OK!」と、
花の声が聞こえてきそうです。
今日はオダマキの花を
イメージして
自由に、自分らしさを
意識して過ごしてみませんか。
自分らしさって何っ?
という「思考」の声も
聞こえてきますが(笑)、
それも受けとめながら、
自分を優しい目でとらえて
過ごしてみたいと思います。
今日もお元気でお過ごしくださいね。
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植物の花の色や
葉、茎、根、タネの様子、
植物の姿などの特徴は、
私たちの心に
響き合っている、という
考え方があります。
それが
「心の花サプリ」、
フラワーレメディーの
一つの要素です。
約100年前に
イギリスの医師によって
完成された
38種のフラワーレメディの
花や植物の特徴が、
人の心理状態とどのように
かかわり合っているのかが
詳しくまとめられた本があります。
『バッチのフラワーレメディー
植物のかたちとはたらき』
(ジュリアン・バーナード著
英国f.r.p.発行)
この本の読書会を
毎月行っています。
今月は
「ミムラス」という
水のそばに咲く
黄色の花について
読みます。
この花は
他の植物は育つことができないような、
急流の際でも育ち、
時には水中に潜り
花だけ水面上に出すような場所に
勇敢に生きています。
私たちが
不安や恐れでいっぱいになる時、
この花のエッセンスは、
その気持ちを受け止め、
状況を見極めて
行動できるように
うながしてくれます。
その力は
黄色の花びらに
小さな赤い斑点のある
花の様子にも
見てとれます。
そんな植物の特徴を
詳しく見てゆく時間です。
ピンと来られた方、
詳細をこちらでご覧ください
(シリーズの回ですが、
単発で録画でもご参加いただけます)。
ジュリアン・バーナード著
『バッチのフラワーレメディー
植物のかたちとはたらき』を読む会
6月23日(日)
13:30〜16:30
(録画参加可)
内容)
「ミムラス」と
「バッチ博士の著書
『汝自身を癒せ
〜汝自身を解放せよ』」