こんな時に心のサポートを(767)

闇の季節の守護樹「ホリー」

夏至を過ぎると
夜の時間が徐々に長くなり、

秋分を過ぎると冬至までは
夜の方が長くなります。

そして冬至直前の今は
夜が一層長くなっています。

自然とともに生きた
古代の人々が
この闇の季節を
生き抜くお守りにしたのは、
強い生命力を感じさせる
常緑の植物でした。

その代表と言えるのが
ホリー(西洋ヒイラギ)です。

日本でもヒイラギは旧暦の新年、
節分に邪気(鬼)からのお守りとして
使われますが、

バッチフラワーという
フラワーエッセンス(植物療法)が
生まれた英国やヨーロッパでも
闇の季節のお守りとして
役立てられてきました。

古代この地域に住んでいた
ケルト語を話す人々は、
ヒイラギの赤い実や
キラキラと光を反射させる緑の葉が
心を引き上げて生命力を高めてくれるので、
冬の厳しい寒さを生きるお守りになると
考えていました。

春の始まりを祝う祭り
(2月1日)の前日まで
家の中にホリーの枝を
飾ったと言われています。

フラワーエッセンスにも
ホリー」の花で作られた
種類があります。

時に私たちは、
周りの人や物事を
「敵」のように感じて
強い感情を抱くことがあります。

怒りや敵対心、
猜疑心や競争心など、
言葉にするのも
苦しくなるような感情が
湧いてきて、
止められないこともあります。

このような気持ちになると、
自分も周囲も居心地が悪いので
普段はできるだけ直視せず、
表に出さないように
気をつけているでしょう。

けれどもそれが、
何かのきっかけで
我慢の限界に達したり、

衝動に駆られて
爆発させたり…

このような
自分の心の闇を
直視せざるを得ないような時、

「ホリー」のフラワーエッセンスは
その強い感情を
落ち着かせ、

自分を守ろうとして
知らないうちに築いていた
外側の世界に対する
「心の壁」を溶かして
気持ちを和らげてくれます。

そのようにして
心の中の深い闇に
光を当て、
内なる調和を
もたらしてくれる
レメディです。

今はクリスマスに向けて
ヒイラギをよく見かける季節です。

ヒイラギに出会ったら、
光を反射して輝く
緑の葉と赤い実に
心を合わせてみてください。

心に光が差すように、
きっと元気が湧いてくるでしょう。

暖かくしてお元気でお過ごしくださいね。

ワークショップ・スケジュール

1月27日(金)13:30〜15:30
ストレスを抱える女性のための
フラワーエッセンス体験ワークショップ

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