バッチフラワー 冒険の旅(11)

ロンドンの2日目は、
1日をフルに使える最終日です。

バッチ博士が
『汝自身を解放せよ』を書かれた
リージェンツ・パークと
勤務された2つの病院を
訪れました。

●リージェンツ・パークと2つの病院

パディントン駅に近い
リトル・ヴェニスから
観光ボートでリージェンツ運河を移動し、
終点のカムデン・マーケットから
リージェンツ・パークまで
歩きました。

市内の交通機関は
地下鉄が便利ですが、
こんな楽しい行き方を
ガイドブックで知りました。

所要時間は40分ほどです。
運河岸の景色を
楽しんでいるうちに
終点のカムデン・マーケットに
着きます。

ここは賑やかな、楽しいマーケットで、
各国の食べ物とアイスクリーム、
搾りたてのジュースなどが気軽に食べられ、
ゲームセンターやパブもあるようでした。

リージェンツ・パークに向かう一般道が
火事で通行止めになり、
運河沿いを歩いて
公園に向かいました。

リージェンツ・パークは
ロンドンの北にある美しい公園です。

バッチ博士はこの公園で、
1932年『汝自身を解放せよ』を
執筆したと言われています。

園内にはホワイト・チェストナットの
並木道があり、
大きな一本一本の木が
気持ちよさそうに葉を広げ
風に吹かれていました。

人々は日光浴に余念がなく、
思い思いのスタイルで
太陽の光を受け取って
楽しんでいました。

公園を抜けて、
バッチ博士が最初に勤務した
ロンドン・ユニバーシティ・カレッジ病院と、
王立ロンドン・ホメオパシー病院
(現ロンドン王立統合医療病院)に向かいました。

ロンドン・ユニバーシティ・カレッジ病院は
近代的な建物で、
ロンドン大学医学部に所属する
最先端の病院のようです。

一方、王立ロンドン・ホメオパシー病院
(現ロンドン王立統合医療病院)は
歴史が感じられる建物で、
入口にはハーネマンの肖像画が
かけられていました。

●コベント・ガーデン

この後、コベントガーデンに寄り、
ニールズヤード・レメディーズのある
広場を訪れました。

この広場を囲んで
店舗やセラピー・ルーム、
ミーティング・ルームなどの
いくつかの建物と
人気のカフェがあり、
気持ちの良い空間でした。

ハーブやアロマ製品、
レメディを扱う店内に、
フラワーエッセンス関連では、
オーストラリアの
ブッシュフラワーエッセンスが
並んでいました。

 

●大英博物館のストーンヘンジ展

その後は大英博物館へ。
オックスフォードの美術館で
「貸出中」で見られなかった
世界最古の多面体が
大英博物館の「ストーンヘンジ」展で
展示されていました。

ストーンヘンジ展は大規模な展覧会で、
1日かけてゆっくり見たいところでしたが、
限られた旅の時間と体力を考え
概観するにとどめました。

ソールズベリーのストーンヘンジでは
夏至や冬至に
祝祭のイベントが行われますが、

2020年のコロナ禍以降
実施されていなかったとのこと。

今年は久しぶりに行われ、
6千人が集まったそうです。

ストーンヘンジは、
BC650年以降
ケルト語を話す人々が
ブリテン島に到来するずっと以前の
BC3000〜2300頃からあった
巨石文化と言われています。

一説では、
騎馬術と鉄器文化に長けた
ケルトの人々は
それ以前の文化を破壊せずに
融合し同化させたとのこと。

この旅でも
さまざまな場面で
ケルトの空気を感じることが
ありました。

ストーンヘンジからケルトの流れは
とても興味深く、
展示を通してケルト以前の巨石文化や
自然信仰に
少しでも触れられたのは
幸運でした。

市内の一角で見た
パブの看板は、
ビールジョッキを持つ、
緑の葉に包まれた人間、
「グリーン・マン」でした。

このケルトの自然信仰を
象徴する存在が、
こんな風に何気なく
時にコミカルに
表現されることもあるようです。


●旅の終わりに

レンタサイクルも見かけました。

多数のママチャリ風の自転車が
並んでいるのを見て、
「乗りたかったのは、こういう自転車!」と
心の中で叫びました。笑

旅の最初に
スポーツタイプの
自転車に乗って転んだことも、
今では笑い話。
忘れられない思い出です。

バッチフラワー 冒険の旅は
以上になります。

備忘録を兼ねて
大まかにたどりましたが、
少しでも旅の気分を
味わっていただけたら
幸いです。

お読みいただき
ありがとうございました。

最後に実り豊かな旅をご一緒した
自然療法サロンクプクプの樋渡志のぶさんに
心から感謝を。

仕事としてご依頼いただき
ご一緒しましたが、
しのぶさんの前向きな
チャレンジ精神と親しみやすさで、
より多くの充実した経験を
させていただいたことに
深く感謝しています。

ヘリフォードでご一緒してくださった
Mさんご夫妻、そして
ヒーリングハーブス
ジュリアン・バーナード氏に
心から感謝いたします。

旅で見聞きし学んだことを
これからのワークショップや
読書会でシェアさせていただきたいと
思います。

9月24日のバッチ博士のお誕生日には
毎年恒例クプクプさん主催で
博士の生誕を祝い、
ワークショップを行います。

詳細はこれからですが、
今年は二人の旅の珍道中で
得たさまざまな情報を
シェアさせていただきます。
関心をお持ちの方は
自然療法サロンクプクプさんの
サイトをご覧ください。>>

ワークショップ・スケジュール

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