先日、
『バッチのフラワーレメディー
植物のかたちとはたらき』
読書会の新シリーズ
「セカンド19」の第2回目が
終わりました。
ご参加くださった皆様、
ありがとうございました。
![]()
今回は
ウィルスのニュースで
不安が広がる最中であることから、
始めにフラワーレメディの開発者、
バッチ博士の文章を読んでから
本書に入りました。

バッチ博士が活躍した時代は
90年ほど前になりますが、
2つの大戦の間で
スペイン風邪も大流行しました。
当時の人々の不安は
今にも通じる面が
多々あるように感じます。
博士の著作を読み直すことで、
あらためて私たちが今
不安な中を
どのように過ごしたらよいのか、
大きな示唆を得ることができました。
少し長くなりますが、
バッチ博士の著作
『汝自身を癒せ
Heal Thyself』(1931年)の
一部をご紹介します。
| 「現在、恐怖心が病気の勢いを強めています。 … 人々の中に呼び起こされた恐怖が、 かえって人を病にかかりやすくしています。 細菌のような微生物は、 肉体的な病気に関係しているか、 一部が誘因となっていることもあります。 しかし、科学的に、あるいは 当然のこととして説明のつくような、 真相の全てでは決してありません。 科学が物理的な根拠に基づいて 説明し切れない要素があります。 それが、同じ感染の可能性を持ちながら、 病に冒される人もいれば、 冒されないで済む人もいる理由です。 唯物主義は、病の要因が 物理的な次元を超えたところにあるのを 見落としています。 どんな病であろうと、 その要因こそが 日常の暮らしの中で、 人を病から守ったり、 かかりやすくしているのです。 恐怖は、 人の心を落ち込ませることで、 物理的な体と 磁気的な体に 不調和を引き起こし、 病が入り込む隙を与えます。 細菌やそれに類する物質的な要素だけが、 確かで唯一の病の原因であれば、 それを恐がらないようにと言っても 難しいかもしれません。 しかし、一番悪い伝染病でさえ、 感染の危険にさらされた人の 一部だけが病に冒されています。 … 病の本当の原因は人格にあり、 それは自分で管理できるものです。 このことを理解するなら、 人は、自分自身に病を治す 手立てがあることを悟り、 恐れず、勇敢に行動できるようになります。 そして、物理的な要素だけを 病気の原因ととらえることで生まれる、 あらゆる恐れを 心から払いのけることができるのです。…」 (『エドワード・バッチ著作集』p.209 より) |
フラワーレメディ(エッセンス)は
心の不調和を整え、
病を未然に防ぐ手立てになるものとして
開発されました。
全38種類が完成して
80年以上になりますが、
以来イギリス本国をはじめ世界の国々で、
日本でもおよそ30年ほど前から
愛用されています。
いつの時代も、
洋の東西を問わず、
私たちは流れてくる
不安なニュースに敏感に反応し
恐怖を募らせる傾向があります。
バッチ博士の指摘のように、
気にし過ぎて
かえって恐怖心を大きくし
影響を受けやすくなる代わりに、
必要な情報を生かし
現実的に対処しながら
心のケアも抜かりなく、
バランスを整えていきたいものです。
●来月の読書会

■3月15日(日)(リアル講座)/22日(日)(ウェブ講座)
いずれも13:00~17:00
「自由への探求~その先のバッチ・フラワーエッセンス(part 3 第3回)」
【セカンド19
(第1部)周囲とのかかわり】
*第3回 3月15日/Web 22日(日) 13:00~17:00(途中休憩あり)
p.223 第15章p.223 第15章「影響を受けて」
クラブ・アップル、ウォールナット、ホリー
・花のかたちと数
※一部次回に繰り越される可能性があります。
◇使用テキスト
ジュリアン・バーナード著/編
『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』
◇参考図書
『バッチフラワー 内なるエッセンス』
『エドワード・バッチ著作集』










