🇬🇧イギリス:植物旅の記憶-6

ヒーリングハーブス社を訪ねて

フラワーレメディ誕生の地・クリックハウェルのアスク川沿いを歩いた翌日、旅の大きな目的のひとつだったヒーリングハーブス社を訪ねました。

ヒーリングハーブス社は、バッチ博士の製法を忠実に守り、高品質なフラワーエッセンスを届け続けている大切な存在です。

スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、社内と広大なガーデンを丁寧に案内していただきました。

3年前、そして20年前にも訪れたことがありますが、ラベル貼りや検品、出荷までのプロセスは、変わらず整然と丁寧に行われており、あらためて信頼の置けるメーカーであることを実感し、感銘を受けました。

社内でのそのプロセスの様子は、@yomoyamanorikoさんが詳しくレポートされています。まだご覧になっていない方はぜひご一読を。

また、ヒーリングハーブス社の公式YouTubeでも見ることができます。
📺 https://www.youtube.com/watch?v=O2bcJo0cesE

加えて、母液やストックボトル液は、電磁波の影響を避けた冷暗所に保管されており、日常のエッセンス保管について考えるよい機会にもなりました。

この日は、近隣でプラクティショナーとして活動されているKさんにもお会いでき、子どもたちの心のケアや、更年期を迎える女性たちのサポートにバッチフラワーを活用されているというお話を伺いました。

バッチ・センターで出会ったブラジル人のRさんのお話とも重なり、英国やブラジルでは、こうした心のケアの一部としてフラワーエッセンスが積極的に活用されていることを、あらためて実感しました。

社屋の向こう側に広がるガーデンでは、自然に近い環境の中で、バッチフラワーの植物たちが力強く育っている姿を間近に見ることができました。
きちんと手入れはされつつも、都市部から離れたヘリフォードの田舎という土地の特性もあり、植物たちは“本来の姿”で自由に生きているように感じられました。

ホリー、ワイルド・ローズ、クレマチスの薮、ラーチ、オーク、ビーチ、パインといった高木たち。
満開のロックローズ、これから蕾をつけるセラトーの姿もあり、
数えきれないほど多くの植物にふれることができました。

自然界のエレメント——とくに光、大地、空気——の力をたっぷり受けとって育つ植物たちは、まるでこの地そのもののエネルギーを表しているようでした。

さらにこの日は、ジュリアン・バーナード氏の新しい著書
『バッチ・フラワーエッセンスと植物のいのちのエレメント』(仮題)
についての翻訳プロジェクトの打ち合わせも進み、忘れられない一日となりました。

この特別な訪問が実現できたのは、4年前に偶然のように出会ったMさんのご尽力があってこそ。
3年前にも、そして今回の旅でも、本当にたくさんのサポートをいただきました。Mさん、本当にありがとう。

その日の午後は、社のあるウォルターストーンからヘリフォードへ移動し、大聖堂の「マッパ・ムンディ(中世の世界地図)」を駆け足で見学。
夜はMさんのご自宅で、みんなで作った料理を囲みながら乾杯。にぎやかに旅の感動をシェアし、バッチフラワーについての語らいも尽きませんでした。

そして翌日からは、いよいよグラストンベリーへ——
ケルトの伝承と聖なる泉が息づく、もうひとつの旅のハイライトに向かいます。

🌿
植物と人間の内にある
「光」と「4つのエレメント」について、
本を通して学ぶワークショップがあります。>>

🗓 7/27(日)・8/24(日)全2回|オンライン開催

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