英国に出発した6月10日、日本では
・出国前のワクチン接種証明書は不要、
・帰国の3日前以降にPCR検査を受け
指定のアプリに証明書を添付し受理されれば
入国可能で自宅待機も不要でした。
英国でマスクの着用は
個人に任させており、
空港を出るとほとんどの人は
マスクをしていませんでした。
日本を深夜に出発し、
早朝ロンドンに到着。
空港からオックスフォードに移動し、
そこから車で30分ほど南東にある
ウォリンフォードに着いたのは
お昼頃のことでした。
荷物を置いて一休みした後
バッチ博士のお墓と「バッチセンター」のある
ソットウェルにレンタサイクルで向かいました。
自転車で向かったのは、
大きなチャレンジでした。
想像していた「ママチャリ風の」自転車はなく、
スポーツタイプのものしかないと知った時点で
自転車で行くのをやめてもよかったのですが、
無謀にも出発しました。
案の定すぐに転びましたが、
なんとか現地にたどり着き、
無事にバッチ博士のお参りと
バッチセンターを見学することができました。
転んだ時の激しい痛みに
アルニカのホメオパシー・レメディと
バッチの5フラワー(レスキュー)レメディに
とても助けられました。
傷のショックから速やかに立ち直り
その後も動き続けられたのは、
レメディを組み合わせた
応急処置がよかったのでしょう。
レメディをすぐにすすめてくれた
同行の自然療法家、
樋渡志のぶさんに
とても感謝しています。
バッチセンターでは偶然
代表のジュディ・ハワードさんに
お会いする幸運にも恵まれ、
奇跡のような、旅の始まりの出来事に
心から感謝しました。
センターの中を見学したのは
今回が初めてで、
バッチ博士が診察を行った場所で
博士の遺品や手紙を
見ることができ、
あらためてその足跡を
肌で感じることができました。
コロナ禍の間に2Fの2室も
展示室にされたとのこと。
そこには遺品や手紙の他に
バッチ博士の浴槽も置かれていました。
1931年の著作
『汝自身を癒せ』の中に
入浴についての文章がありますが、
展示されていた浴槽は、
博士の有言実行の生き方がうかがえる
質素なものでした。
旅の初日、
たくさんの幸運に
感謝でいっぱいになりながら
また来た道を
勇気を振りしぼって
自転車で戻りました。
この往復は
今となっては
笑える思い出です。