植物の特別展

上野で植物の展覧会が
開催中と聞いて
行ってきました。

「特別展
植物 地球を支える仲間たち
@上野・国立科学博物館

ちょうど夏休み中で、
子どもにも大人にも
興味深く、楽しめるように
たくさんの工夫がつまった
展覧会でした。

普段見ることのできない、
植物の根の模型をはじめ、
珍しい植物の写真や動画、イラストなど、
あらゆるヴィジュアルを生かした展示に
興奮しました。

植物が好きな方はもちろん、
バッチフラワーや植物療法に関わる方が
嬉しくなるような内容も
数多く含まれています。

(植物は食用としてより
薬用の目的で使われる方が
格段に多いのだそうです。)

たくさんの情報のなかで、
個人的に特に印象に残ったことが
2つありました。

1つは、
植物も五感を持っている、ということ。

私たちのような
感覚器官はなくても、

植物は細胞やからだ全体で、
光を感じ(視覚)、
音や振動を感じ(聴覚・触覚)、
周囲の化学物質を感じ(臭覚・味覚)、
気温や重力、時間の感覚も持って
敏感に環境の変化を
感じ取っているということ。

もう1つは、

植物は「動けない」のではなく、
「動かない」のだということ。

人間を含めて動物は、
食べ物を得るために
動かなければならない一方、

植物は光合成をして、
自分で栄養を作り出せるので、
動く必要がないのだと。

地球のすべての生命体は
共通の祖先から生まれていて、
光合成をする植物は
太古の昔から
他を養い続けていることも含め、

植物の持つ偉大で不思議な力を
多面的に感じ取れる、
興味の尽きない展覧会です。

今回学び、感じ取ったことも
これからの講座やワークショップに
反映させてゆけたらと
ワクワクしています。

「特別展
植物 地球を支える仲間たち
上野・国立科学博物館にて
 ■ オンライン講演会の動画 >>

上野では9月20日まで開催。
来年1月には大阪に巡回予定だそうです。

 

8月8日(日)13:00〜17:00
オンライン:バッチフラワー・ポスター講座
主催:mahina pharmacy

バッチフラワー38種の全体像を概観し、
体系全体の調和の取れた点について
おもに5つのポイントから見てゆきます。

詳細はこちら>>

関連記事

  1. 猫との暮らしとウォールナットのエッセンス

  2. 踏まれても強く生きる可憐な花

  3. 英国の2月のチェストナット・バッド

  4. いつの間に

  5. 楽しいマクロフォト4

  6. 花と過ごす時間

  7. 今日の花:シロツメクサ

  8. ケルトの暦と日本の暦