印象深いことば:喜びと悲しみ

昨日の投稿で、
ケルトの人々は
光と闇、天と地、死と再生という
相反する2つを分けて考えず、
常に両方を意識していた、
ということをご紹介しました。

ケルトの考え方は、
白・黒をはっきり分けて、
目に見えるものしか信じないことで
たちゆかなくなった、今の私たちに
とても大切なメッセージを含んでいます。

このテーマは特に最近、
さまざまな場面で
多くの人に語られるようになりました。

先日見たドラマの中にも
とても印象深いことばがありました。

若い夫婦の初めての子(三つ子)を
偶然とりあげた老練な医師が、
一年後、育児や人生に悩む
夫婦に話したことばです。

ドラマについては
こちらをご覧ください。
>> This is Us 公式サイト

「…(人生に)秘訣があるとするなら
喜びと悲しみを分けようとしないこと。

その2つがぶつかり合わないように
共存させるんだ。

自分の心の中に
喜びと悲しみが入り混じり、
どちらが優勢になるかわからない。

それでも前進できれば…

人生というものは、自ずと悲劇ではなく
美しくあろうとするものさ」

(米TVドラマ「THIS IS US」より)

両極のものを別のものとして
分けて考えない、というとらえ方は、
フラワーエッセンスにも通じるように
感じます。

不調和な状態(ネガティブ)を
調和の取れた状態(ポジティブ)へと
変えるのではなく、

不調和を自分に気づくきっかけとして
受け止めて前に進むことで、

マイナスでもプラスでもない、
自分らしい調和の取れた状態が
自然と立ちあらわれ、
変容して前向きに行動する力になるのです。

エッセンスを飲んですぐに
変化を実感することもありますが、

多くの場合は、
自分と向き合いながら、
自分を理解し、許し、
受け止めることを通して
確実に変容してゆく
サポートになります。

ちょうどケルトの暦で
今はホリー(セイヨウヒイラギ)の
月にあたります。

ホリーは、
自分を外の世界と区別して
孤立した心理状態におちいり、
周りに敵対心や猜疑心、
強いマイナス感情を抱くときに
サポートになるレメディです。

そのような、
心が、闇に包まれたような状態に、
光をもたらします。

切り離された孤立感を鎮め、
光も闇も、
もとは一つであることを思い出し、
自分を受け入れることで
他者や世界を受け入れて
心に調和をもたらす促しとなるエッセンスです。

8月8日(日)13:00〜17:00
美しいバッチフラワーのカラーポスターを教材に
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