新月に思う「ヴァーベイン」のこと

昨日は広尾88アカデミー
バッチフラワー月例勉強会の日。

インストラクターの先生方と
バッチフラワーの学びを深めました。

今年度のテーマの一つに
レメディの植物を
「物理的特性と波動的性質」から
捉えることがあります。

あらためて物理的特性
(見える形や材としての植物の性質)を理解することで、

その植物と人間との関係性を踏まえた
波動的性質
(見えない要素、心理的作用や繋がり)を
感じ取ることができます。

昨日は取り上げた植物の一つに
ヴァーベイン」がありました。

このレメディの心理状態は、
熱中し過ぎて心も身体も硬くなり、
頑固で神経過敏になった緊張状態です。

植物としてのヴァーベインは、
目立たないけれど、
小さな美しい薄紫色の花を
少しだけ咲かせます。

地味な姿をしていますが、
実は古代から神聖視され、
薬草としてだけでなく、

大事な神事や
戦いに行く時のお守りにも
使われていました。

もともと古代ケルト社会で
尊ばれていたものが、
社会の中心として働く祭司
ドルイドによって
ローマ人にも伝えられ、
その後、キリスト教でも
神聖視されるようになったという
説があります。

神聖な儀式の前に
祭壇を清めたり、
清めの儀式にも使われました。

予言や魔法、お守りにも
欠かせなかったと
伝えられています。

病気の万能薬であり、
媚薬としても働くと考えられたことから、
ローマでは
愛と美の女神ヴィーナスと、
古代エジブトでは
誕生の女神イシスに捧げられたと
言われます。

今でもヴァーベインは
肉体的な不調を和らげるために
薬草として使われていますが、
同時に神経を和らげ、
ストレスへの抵抗力を高める
ハーブとして利用されています。

ヴァーベインに
物理的、心理的に良い作用があり、
古代から人々に神聖視されていた事実は、
バッチ博士の初期の考察
—レメディの植物は、
「進化の状態」を
人間と同等か、
それより高い段階にあるべきと
書かれていたこと— や、

レメディを
「神から授けられた」ハーブと
捉えられていたことにも
繋がります。

昨日は改めて
古代からの人間と植物との繋がりや、
ヴァーベインの
物理的、波動的な力の一部に
触れる機会をいただいたように感じています。
ありがとうございました。

今はちょうど
夏至に向かって
気分も行動力も高まり、
「やる気スイッチ」がオンになったまま
つい頑張り続けてしまうことも
多いものです。

神経を和らげる働きのある
ヴァーベインが役立つ時でしょう。

今日の新月を1つの節目に、
ヴァーベインもサポートにして
緊張と弛緩
—集中して行動することと緩むこと—の
メリハリをつけてゆきたいですね。

もちろん心の整えに
ヴァーベイン」の
フラワーエッセンスも
役立ちます。

新緑の美しい今の季節を
かろやかに過ごしたいものです。

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