スミレの紫色:万葉集にも

スミレの花は古くから
歌や神話に登場していました。

万葉集にはスミレを題材にした歌が4首ありました。

その一つをご紹介すると、
山吹の 咲きたる野辺のつほすみれ この春の雨に盛りなりけり
(高田王女)

ヤマブキの咲いている野辺に
ツボスミレも満開で
春の雨の中、
生き生きと咲いている様子が歌われています。

今の冬の季節に
ヤマブキの黄色とスミレの紫色が広がる野原を
想像すると嬉しくなります。

春遠からじ、ですね。
暖かくしてお過ごしください。


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