早咲きのスミレに出会ってから
花の紫色が印象深く、
心に残りました。
色について調べてみると、
「スミレ色」は
日本、中国、西洋にあるのですが、
微妙に違っていました。
紫色の区別
日本では赤と青の中間の色域はまとめて紫と呼ばれていますが、
英語圏では、赤みが強い色をパープル、
青みが強い色をバイオレットと呼んで
区別しているそうです。
花を材料にした
フラワーレメディ(エッセンス)にとっても
花の色は大切な要素です。
植物は子孫を残すために
生命力を結集して花を咲かせます。
花には植物そのものの
生命力が含まれています。
紫色は
高い領域との繋がりを象徴する色。
聖徳太子が冠位十二階で
一番高位と定めた冠の色も
濃紫色でした。
バッチフラワーで紫色の花は
ゲンチアンです。
今の問題を高い視点で捉えることを
促すエッセンスです。
緊急事態宣言が再び出された今、
目の前の現実に
心は沈みがちになりますが、
細心の注意を払う一方で
高い視点で物事を捉え
前向きさを持ち続けることも大切ですね。
紫色は心を鎮め
本当に大切なことを思い起こさせてくれます。
寒さも厳しくなってきました。
どうぞご自愛くださいね。