木と人間7 ケルトの植物とフラワーレメディ

バッチ・フラワーレメディの開発者、
エドワード・バッチ博士の家族は、
ウェールズ地方の出身と言われています。

ウェールズは、
アイルランドとともに
古代ケルトの文化が
色濃く残る場所です。

バッチ博士の伝記
心を癒す花の療法
(ノラ・ウィークス著、中央アート出版)に
こんな文章があります。

「バッチ(Bach)という名が暗示するように、
彼の家族は昔その地方から渡ってきたのであり、

彼の直感的、理想主義的な性格、
美しいものを愛する心、そのきれいな声は、

彼があの神秘な地方の生んだ
まことの子であることを告げるものでした」

18世紀に活躍した大作曲家、
J.S. バッハ(Bach)は
ドイツ人ですが、

ウェールズ語もドイツ語も
もとをたどると
インド・ヨーロッパ語です。

今のヨーロッパの言葉を話す人々の祖先は、
はるか昔(紀元前4500年ごろ)
ユーラシア大陸の草原地帯から
西へと移動した人々だと
言われています。

長い時をかけて移動する間に
ラテン語、ギリシャ語、
ゲルマン語
(ドイツ語、英語、オランダ語など)、
ケルト語
(ウェールズ語、アイルランド語など)に
分かれていきました。

Bachは
ドイツ語では
「小川、小川のそばに住む人」の意、
ウェールズ語では
「小さな人」という意味があります。

Bachの「ch」の発音が
時々話題にのぼります。

通常英語では
言葉の最後の「ch」は
「ク」と発音され(バック、バーク)、

ウェールズ語でも
空気を吐くような
「ハ」という音になるのに(バッハ)、

なぜ Bach博士 は
「バッチ」と呼ばれるのか
という疑問です。

この点について
ヒーリングハーブ社の代表であり
バッチ・フラワーエッセンスの作り手である
ジュリアン・バーナード氏は、

当時、第一次大戦下で
もともとの発音の
「バッハ」と呼ぶのは
好ましくなかったのではないかと
話されています。
バッチ・エデュケーショナル・リソース【動画】

 

バッチ博士の発見した38種類の
レメディには、

樹木の花や新芽で作られたものが
あります。

博士は、
草花で12種類のレメディを作った後、
その12種を補う働きをする
7種類のレメディを作りました。

そのなかには、高木(オーク)や
灌木(ゴースヘザー)、
石清水(ロック・ウォーター)の
エッセンスも含まれています。

オーク、ゴース、ヘザーは
ケルトゆかりの植物で、
暦にも結びつけられていました。

ロック・ウォーターは
癒しの特質を持つ
神聖な「石清水」から
作られています。

バッチ博士がなぜ植物ではなく
湧き水からもレメディを作ったのか、
説明は残されていません。

自然を崇拝するケルト社会では、
森と同じように、
泉も神聖視されていました。

~*・~*・~*・~*・~*・

バッチ・フラワーエッセンス
おもにイギリスに自生する植物の
満開の花と
湧いたばかりの新鮮な水を使い、
自然界の四大元素を生かして
作られています。

約80年前に英国人医師
エドワード・バッチ博士によって
開発されて以来、
英国王室や欧米の
セレブリティも愛用する
ヒーリング・アイテムです。

こころを整え、
すこやかな毎日へと促すだけでなく、
私たちが変化し
成長していくために必要となる力
(理解力や受容力、行動力など)を高め、
前に進むサポートになります。

今の不安定になりがちな状況にも、
力強い後押しとなります。

自分の内にある本来の力を
発揮できるようにうながします。

ワークショップ・スケジュール

フラワーエッセンス体験ワークショップ

読書会
5月17日/24日(日)
13:00~17:00(途中休憩あり)
自由への探求~その先のバッチ・フラワーエッセンス(part 3 第2回)

【セカンド19(第Ⅱ部)
心のパターンとレメディ実践のパターン】※
※5/17はリアルの会を予定。状況によってオンラインで実施します。

p.255 第17章「築くパターン、壊すパターン」
(パイン)、ハニーサックル
p.265 第18章「無関心、憂鬱、絶望」
ワイルド・ローズ、マスタード、スウィート・チェストナット
※一部次回に繰り越される可能性があります。
◇使用テキスト
ジュリアン・バーナード著/編
バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき
◇参考図書
バッチフラワー 内なるエッセンス
エドワード・バッチ著作集

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