明日は、ひな祭りですね。
3月3日。
同じ数字が重なる日は、
古くは、
季節の節目として、
身を清め、
祈りを捧げる日と
されてきました。
春の光が
降り始めるこの時期、
空では、
皆既月食が起こります。
見慣れているはずの月が、
ゆっくりと姿を変えていく。
その変化を見つめていると、
まだ見えないものが、
静かに動き始めていることを、
自然に感じます。
やがて、
5月には、
鯉のぼりが空を泳ぎ、
7月には、
織姫と彦星が、
年に一度出会うことを祈り、
9月には、
菊の花に、
長く続くいのちを重ねます。
空は、
いつもそこにあり、
見上げたとき、
自分が、
大きな流れの中にいることを
思い出させます。
明日の節句もまた、
その流れの中にある、
ひとつの節目。
空を見上げることから、
次の歩みが、
静かに始まります。










