🇬🇧イギリス:植物旅の記憶-2

ソットウェル(Brightwell-cum-Sotwell)にある、
バッチセンターを訪ねました。

ここは、バッチ博士が晩年を過ごし、診療を行い、
フラワーレメディを完成させた家でもあります。

小さなアーチ門をくぐると、
心地よい庭が広がっています。

静かな空気に包まれ、
旅の高揚感と緊張がすっとほどけていきました。

..けれども、
その庭に咲いていた植物を見て、思わず大興奮(笑)

満開のロック・ローズやハニーサックル、
実をつけたクラブ・アップルやチェリープラム、
今にもはじけそうなゴースのタネなど──

生き生きと育つ植物たちにワクワクしながら、館内へ。

バッチフラワーの「心のふるさと」とも言えるその空間には、
博士が手がけたレメディ・ボトルや書簡、
手づくりの椅子やベッド、
右腕だったノラ・ウィークスさんによる絵地図などが展示されていました。

また展示室は拡張され、当時のキッチンや
センターのこれまでの活動を映像でたどれる部屋も。

建物や棚、そして庭の植物にいたるまで、
そこにあるすべてが静かに語りかけてくるようで、
ことばにならないほど、深く心に響きました。

博士が植えたといわれるハニーサックルのある庭には、
今も季節の花々とともに、多くのレメディ植物が育っています。

ミュージアムショップでは、
ネルソン社とヒーリングハーブス社のレメディや、
心躍る関連グッズも並んでいました。

館内での感動の余韻を胸に、ノラズ・キッチンでひと休み。
アスペンの木の下で、しずかに感動を分かち合っていたとき、
ブラジルから訪れていた女性(Rさん)に
声をかけられました。

お話を伺ううちに、Rさんとは20年ほど前に
クローマーでのバッチ国際会議ですれ違っていたかもしれないことが分かり、
他にもさまざまな情報をシェアしてくださいました。

この偶然のような必然の出会いに、私たちはただただ感謝するばかり。

その後も偶然パブでお会いした時、
ウェルスプリングスへの近道を教えていただいたり、
メッセージのやり取りをしたりと、
これからもこのありがたい交流は続いていくことを願っています。

その日、センターにはハンガリーからの数名と
ブラジルからのRさんのグループ(約8名)が訪れていて、
バッチフラワーが世界中で愛用されていることをあらためて実感しました。

植物に触れるだけで、
心の奥にある調和とつながり、
その調和が世界へ広がっていく──

そんな感覚が、
バッチフラワーを通してもよみがえるのだと、
あらためて思い出させてくれるような、豊かなひとときでした。

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