先日の植物園では
ニワトコにも
とても惹かれました。
ニワトコと
セイヨウニワトコは
同じ落葉低木なのですが、
花の印象が違っていて、
最初、その花が
ニワトコとは
気づきませんでした。
昨年イギリスを旅した時に
あちらこちらで
満開のセイヨウニワトコを
見かけました。
同じ
ガマズミ科
ニワトコ属(新APG)ですが、
ニワトコは、
3〜5月に咲き、
6〜8月に赤い実がつきます。
一方、セイヨウニワトコは
5〜6月に開花し、
夏から秋(7〜9月)に
つける実は、
黒っぽい紫色なります。
どちらも
5mmくらいの
乳白色の花が
落ちそうなくらい
たくさん集まって
花序をつくりますが、
ニワトコの花の中心には
赤く目立つ雌しべがあります。
セイヨウニワトコの雌しべは
黄色がかった白色で、
花柄全体が乳白色の印象でした。
どちらも薬効もあることで
古くから人間と関わりの深い
植物です。
ケルトでは
冬至前後の季節の
守護樹になっています。
古枝が枯れても
すぐに新しい茎を伸ばし、
挿し木でもすぐに根づくことから
「死と再生」のシンボルと
とらえられていました。
そういえばと、家で育つ
若木のエルダーを思い出して
見てみると、
小さな硬い蕾をつけていました。
まだ、か細い木ですが、
こちらの開花も楽しみです。
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