1月からの読書会 『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』~7ヘルパーズ

1月からの読書会『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』は、
発見順で2番目のグループ「7ヘルパーズ」に入ります。

<12ヒーラーズと7ヘルパーズ>
38種類のバッチフラワーエッセンスは、
おもに2つの方法で分類されています。

1つは、開発者のバッチ博士が
38種をすべて発見し終えた後、

誰もが簡単に選べるように、
38の心理状態を7つのグループに分類した方法です。

私たちはそのグループに含まれる
レメディの心理状態を見て、
今の自分の気持ちを整える
サポートとなる種類を選び出すことができます。

もう1つの分類は、発見順の3つのグループです。

今経験している心理状態は、
・何かの反応としてあらわれているのか(セカンド19)、
・これまで繰り返してきた慢性的なパターンなのか(7ヘルパーズ)、
・本質的な性質に近いものなのか(12ヒーラーズ)
といった視点から
今の自分の状況と必要なレメディをとらえることができます。

本書ではおもに「発見順」に
バッチフラワーを一つひとつ読み進めながら、
38種類全体の発見の流れと、
その背景にあるバッチ博士の人生をたどっています。

そしてフラワーレメディの心理状態を含め、
植物の特徴(ジェスチャー)と人間の共鳴や、
自然界の「光」と「四大元素」との関連など、
多岐にわたる内容が詳しく記されています。

1月からの読書会では
7ヘルパーズ(7人の助け手)」と呼ばれている
7種類のフラワーエッセンスについて読んでゆきます。

発見順のグループごとに
バッチフラワーについて読み進めることで、
38種のバッチフラワーエッセンスについて
その背景やプロセスも踏まえて
より立体的、有機的に
理解を深めることができます。

すでにバッチフラワーをご存じの方や
講師の方、プラクティショナーとして
ご活躍の方にもおすすめの内容です。


<12ヒーラーズから7ヘルパーズへ>
最初に発見された
12種類のレメディ・グループは、
「12ヒーラーズ」(12人の癒し手)と呼ばれ、

バッチ博士が1928年に
フリーメイソンの夕食会に出席されていた時、

「周囲の人がさまざまな
身振り(ジェスチャー)や態度を示し …
なかには血がつながってでもいるかのように
同じような特徴を持っている人がいること、
また感情的に共通する恐れや苛立ち、
優柔不断やよそよそしい態度に関わる
人間のタイプがあること」に気づいたことから
生まれました。

バッチ博士は
「このタイプと、
病気は肉体的な問題より感情面から生じている
という考えを結びつけた」のです。

そうして12の魂のタイプに対応する
レメディとして「12ヒーラーズ」を完成させました。

けれども利用していくうちに、
これだけでは十分でないと感じ、
7ヘルパーズが新たに加わりました。

「場合によっては、患者の状態が
12ヒーラーズのどのレメディにも
該当しないように思える」ことがあったのです。

それは「病気に慣れきってしまい …
本当の自分がわかりにくくなって」いるからでした。

「どの12ヒーラーズを必要としているのかが
わかるようになるには、
凝り固まった、決まりきった考え方、
決まりきったやり方から抜け出す必要がある」と考え、
そのための新しいレメディーが必要となりました。

そうして新たに加えられたのが、
7ヘルパーズのレメディです。


<バッチ博士の研究の深化>
それまでの12ヒーラーズのレメディは、
おもに英国に自生する草花で
作られていましたが、

7ヘルパーズのレメディのうち
最初の4種は、
景観を埋め尽くすほど群生する植物や
高木、石清水など、
それまでにはない性質を持つ
もので作られました。

それ以前の12ヒーラーズの中で
草花でない植物は
灌木のセラトーだけです。

セラトーは中国原産の植物で
英国に自生しない園芸種でもありました。

7ヘルパーズの発見では、
バッチ博士がこれまでにない
新しいレメディを作る過程で、

観察と研究を重ね、
自説を発展させながら
インスピレーションも役立て、
体系を完成させていかれたことが
よくわかります。

7ヘルパーズの
最初の4種には
荒地に育つ灌木(ゴース、ヘザー)や
高木(オーク)に加え、
植物ではない「岩清水」のエッセンス
ロック・ウォーター)も含まれていました。

その後、海外の仲間に依頼して
2種類のエッセンス(オリーブ、ヴァイン)も
追加されました。

本書に書かれた
「7ヘルパーズ」発見の経緯を読むと、
バッチ博士が持論にとらわれず、
その時々の必要性と経験から
ご自身の研究を常に改良し
発展させていかれたことが理解できます。

7ヘルパーズの最初のレメディ
ゴース」発見の経緯からは、
医師としての左脳的な理論に基づくだけでなく、
「私たちは日常のささやかな出来事を通じて導かれている」
という考えのもと、

右脳的な直感や
見えない領域から得た情報も
生かされていたこともうかがえます。

このような興味深い発見の経緯や背景、
各レメディの詳細について
読み進めてゆきます。

「7ヘルパーズ」を中心に読みますが、
必要に応じてそれまでの内容にも
触れながら進めますので、
これまで参加されていない方、
初めての方にも
安心してご参加いただけます。

リアルタイムでの参加が基本になりますが、
おまとめで申し込まれた方が
やむを得ずお休みされる場合は、
録画参加にも対応いたします。

※ 参照
『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』
(p.29, 140, 141)


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読書会
『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』
~7ヘルパーズ ~

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●開催日程【オンライン/リアル】
※ 進行内容は場合によって、変更することがあります
*第1回
【オンライン】 1月15日(日)13:00~17:00(途中休憩あり)
【リアル】 1月22日(日)13:00~17:00(途中休憩あり)
【予定内容】
*7ヘルパーズ発見の背景
*第9章 「4ヘルパーズ」p.139~
(ゴース、オーク、ヘザー)
*ケルトにゆかりのバッチフラワー

*第2回
【オンライン】 2月12日(日)13:00~17:00(途中休憩あり)
【リアル】 2月19日(日)13:00~17:00(途中休憩あり)
【予定内容】
*第9章 「4ヘルパーズ」p.158~
(ヘザー、ロック・ウォーター)
*4ヘルパーズに見る四大元素
*第10章 「7ヘルパーズの完成」 p.167~
(ヴァイン、オリーブ、ワイルド・オート)
*聖書にゆかりのバッチフラワー

*第3回
【オンライン】 3月12日(日)13:00~17:00(途中休憩あり)
【リアル】 3月19日(日)13:00~17:00(途中休憩あり)
【予定内容】
*第10章 「7ヘルパーズの完成」 p.167~
(ヴァイン、オリーブ、ワイルド・オート)
*ソットウェルに移った後のバッチ博士
*セカンド19へのつながり

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●使用テキスト:
ジュリアン・バーナード著
『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』英国f.r.p.
『写真でたどるバッチフラワー 内なるエッセンス』フレグランスジャーナル社

●参考図書:
ジュリアン・バーナード編
「エドワード・バッチ著作集」BAB出版
ノラ・ウィークス著
「心を癒す花の療法」中央アート出版

●ガイド役
谷口みよ子(花療法家、訳者)

●会費(事前振込み)[実施月の前月末までにお願いいたします]
*各回払い:8000円(税別/pdf資料代込)
*おまとめ払い(全3回分):22,000円(税別/pdf資料代込)
※お振込みいただきました会費は、ご事情でキャンセルされた場合もご返金いたしかねます。
ご了解の上お振込みくださいますようお願いいたします。
※下記【ご注意】事項をご確認の上お振込みください。

●持ち物
『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』『写真でたどるバッチフラワー』(ジュリアン・バーナード)、筆記用具、(必要に応じて)ご自身のお飲み物、体温調節できるものなど

●主催
フラワーエッセンスの魅力|スペースハナ

●共催
フラワーレメディー・プログラム・ジャパン

【オンラインのご注意】
*PCやスマホから繋がるオンライン会議システム「Zoom」で実施いたします。
*事前に接続状況をご確認ください(パソコン/スマホの性能、回線状況など)。
ご自身の機器・接続環境が理由で視聴できなかった場合の返金はいたしかねます。受講環境の整えをお願いいたします。
*当日は開始10分前からアクセスいただけます。
*前日のリマインドメールで、Zoom URLと資料(pdf)をお送りします。印刷資料の郵送はありません。
*基本的にカメラ付きでお顔を見ながらの進行となります。
*1名様のお申込みで複数名の聴講や、録音、録画、共有画面の撮影は禁止とさせていただきます。

【リアル会のご注意】
最低3人集まりましたら、6名までの少人数で開催いたします。
感染予防にも細やかに配慮されている mahina pharmacyさんのワークルームで、マスク着用で行ないます。
状況により リアルでの実施が困難になった場合はオンラインで実施します。

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