冬至を迎えて

今日は冬至ですね。闇が極まって光が再誕する節目のタイミングと言われます。

闇が極まる過程では、
私たち自身も
とくに秋分以降、
闇を見るような経験をして、
取り組んできたことも
多かったように思います。

「やっと冬至がやってきた」と、
ほっとするのと同時に
またこれからの日々に向けて、
あらためて身の引き締まる
思いもあります。

日々の暮らしのなかで
光と闇を意識していた
古代ケルトの人々は、

冬至の祝祭で
大地の闇に眠る太陽を
地上に呼び戻すために
イチイとマツで
大きな焚き火をした、
と言われています。

イチイは闇(死)の世界と
繋がりがあり、
姿を変えながら再生して
何千年も生きることから、
永遠の生命の象徴でした。

マツは、
ギリシャの月の女神、
アルテミスの聖樹で、

アルテミスは
乙女の出産を守護すると
信じられたことから、
「誕生」を象徴する木として
光の再誕を祝う冬至に
イチイと一緒に燃やされました。

明日23日は、
キリスト生誕の
祝祭日だった時代があり、
人々はマツを飾って
祝ったとのこと。

誕生日にマツを飾る風習は
今でも北ヨーロッパに
残っているそうです。

 

冬至の日、私たちも
大地の闇、死の世界から
光が再誕する力強い光景を胸に
この大切な時を
過ごしたいものです。

私たち自身の経験も
大焚き火で焼かれるように
火の力で変容して
力にしてゆけますように。

どうぞ暖かくして
良い時間をお過ごしください。

 

ワークショップ・スケジュール

1月27日(金)13:30〜15:30
ストレスを抱える女性のための
フラワーエッセンス体験ワークショップ

関連記事

  1. 木と人間3

  2. 春爛漫の小さな花たち

  3. 新月と夏のエネルギーチャージ

  4. もうすぐハロウィン

  5. ラナンキュラスとバターカップ

  6. 今日から11月

  7. こころに残ることば

  8. 花の寛容さを胸に