旅の5日目は
ヘリフォードから南西に
車で30分ほど進んだ場所、
ウォルターストーンにある、
ヒーリングハーブスの
ジュリアン・バーナード氏を
お訪ねしました。
3冊の翻訳が終わり、
機会をいただいたお礼をお伝えすることと、
翻訳に関する質問も含めて
お話を伺うこと。
そして、周辺のバッチフラワーの
植物観察と写真を撮ることが
主な目的でした。
ウォルターストーンは
ウェールズとの境界に近い
イングランド側に位置し、
移動の途中、道はウェールズとの境界を
越えたり、戻ったりしながら
ヒーリングハーブスに着きました。
17年ぶりの再訪でしたが、
当時と変わらない
緑色の木造の建物で
中は気持ちよく整理された空間で、
数人のスタッフが
勤務していました。
しばらくお話を伺った後、
ガーデンに移動しました。
その途中には
ラーチやアスペン、
オーク、ホーンビームなどの木々や
ホリー、ワイルド・ローズの薮に触れ、
ウォーター・バイオレットの咲く池も
見ることができました。
入口付近には
ロックローズ、ヴァインが育ち、
清らかな水の流れる池には
ミムラスが満開です。
タネを爆発するように飛ばす
インパチェンスは
植木鉢の端にも芽を出し、
ヴァーベインも小さな薄紫色の花を
つけていました。
アグリモニー、セントーリーは
固い蕾をつけて元気に育っていました。
セラトーは早咲きの花を
1つだけつけていました。
ソットウェルのバッチセンターでは
いくつも咲いていたので、
気候の違いを実感しました。
ここには
ゲンチアンはないそうで、
あらためてこのガーデンでは
できる限り自然のままで
植物が育てられていることが
よくわかりました。