先日のこと。
少し雪の残る植物園に
行ってきました。
落葉樹も多い中、
そこには常緑のマツも
多く植えられています。
青空に向かって
高く伸びるマツの姿を前にして、
冬の寒さで縮こまった背筋も
ピンと伸び、
縮こまった心も
解放されて
広がるように感じました。
たくさんの木々に癒され、
早春に咲く
「スプリング・エフェメラル」と呼ばれる
花たちから
元気をもらいました。
「春の妖精」とも呼ばれる
「スプリング・エフェメラル」は、
本格的な春の光がよみがえることを
教えてくれる、
文字通り 「妖精」のような存在です。
花は一見はかなげに見えますが、
実は力強い植物で、
春先に短命（エフェメラル）な花が散った後は
残った葉が初夏に枯れるまで
光合成を行い
栄養を球根に蓄えて、
残りの季節を地面の下で
たくましく成長します。
出会ったのは、
ユキワリイチゲ、
セツブンソウと
フクジュソウでした。
そんな小さな花々に出会い、
あらためて花には
光の要素が含まれていて、
その光が
私たちの心に
変容を促すのだと
実感しました。
「光」は
四大元素でいえば
「火」の要素です。
火は、変化・変容を促す
性質があります。
早春に咲く花は、
まだ気温が低いので、
背を高く伸ばさず
大地に近い高さで咲きます。
大地とも親密で
しっかりと根を張り
小さな体全体で光を受け取る花。
受け取った光を
花を通じて
私たちに見せてくれることで、
私たちの中にも
植物の生きる力が響き、
前向きな変容が起こります。
まだ冬の気配も色濃く残るなか、
とても小さな花たちから
春への希望と生きる力を
感じ取ることができました。
「春の妖精
—スプリング・エフェメラル」の花たちは
今の季節にひっそりと、
雑木林の中や
道端に現れ、
光を示してくれています。
外にお出かけの時、
少し足元を注意して
みてください。
春の妖精たちに
出会えるかもしれません。
もうしばらく気温の低い日が続くようですが、
確実に自然界はめぐり、
暖かい春に近づいているのが感じられます。
花に心を合わせながら
自分の中の光
＝勇気や信頼、前進する力につながり
生かしてゆけますように。
素敵な春をお迎えくださいね。
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ワークショップ情報
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＊ポスター講座「今こそフラワーレメディが生きる時・中級編」
〜バッチフラワー38種の全体像を学ぶワークショップ
リアル ２月２３日（祝・水）１３：００～１７：３０
オンライン ２月２７日（日）１３：００～１７：３０
【詳細】
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＊アイ・アム・プラント（全２回）
〜植物の光と四大元素を学ぶワークショップ
リアル
第1回 ３月６日（日）１３：３０～１７：３０
第2回 ３月２０日（日）１３：３０～１７：３０
オンライン
第1回 ３月１３日（日）１３：３０～１７：３０
第2回 ３月２７日（日）１３：３０～１７：３０
【詳細】 https://spacehana.net/2022/02/
＊読書会「セカンド19」
オンライン ２月２０日（日）１３：００～１７：００
【詳細】https://spacehana.net/
＊体験ワークショップ
オンライン ３月２４日（日）１３：３０～１５：３０
【詳細】https://spacehana.net/
