先日の植物園でのこと。
入園してまず向かったのは
イチョウの大木があるあたりです。
ここは5月に
真っ白の「スター・オブ・ベツレヘム」が
じゅうたんのように
一面に広がるエリアです。
細い葉が伸び始めているのを
確認しながら
散策していると、
小さな白い花が
足元に無数に咲いているのに
気づきました。
「コハコベ」と
「コゴメイヌノフグリ」です。
コハコベは
「ハコベ」とも呼ばれる
春の七草の一種ですが、
この花の姿に
出会うたびにワクワクします。
青々とした葉を背景に
くっきりと浮かぶ
白い花は色もかたちも
「完璧」に見えます。
そして今回新たに、
この近くで咲いていた
コゴメイヌノフグリにも
心を奪われました。
オオイヌノフグリより
ひとまわりほど小さく、
地面に星のように無数に
広がっています。
オオイヌノフグリと同じ
ヨーロッパ原産の
オオバコ科(APG)クワガタソウ属の花。
1961年に
種子を交換して
小石川植物園で栽培され、
今は園の内外で
野生化しているとのこと。
オオイヌノフグリも
薄い青紫色をした
美しい花ですが、
この日は
白い花が強く印象に残りました。
このほか白い花では、
大地にちらほらとアマナの花が頭をもたげ、
これから勢いを増すハナニラがあり、
木の花では、
白ツバキや数種のモクレン科の花が
満開に咲いていました。
早咲きの濃いピンク色の桜や
赤い椿も見えましたが、
圧倒的に白い花が多い印象です。
バッチフラワーエッセンスの作り手
ジュリアン・バーナード氏の
「花の一年の色彩は
白色から始まる」という言葉が
思い出されます。
白い花のテーマは
「光を降ろして癒し、
浄化し、回復させ、
エネルギーを与え、
意識を引き上げる」こと。
(『バッチのフラワーレメディー
植物のかたちとはたらき』より)
春の始まりにあらためて、
光と色の働きかけに
感じ入っています。
〜*・〜*・〜*・
虹の七色の全てのもとは
「光」であること。
その波長の違いによって、
異なる色が生まれ、
私たちはさまざまな影響を
受け、また発してもいることと、
光と共に存在する
自然界の4つのエレメント
(地・水・火・風)について
植物を通して学び、感じ取る
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