■ もっと野山に..
植物に親しむことの一つは、
本などを通じて
植物を知ること。
そしてもう一つは、
実際に外に出て
植物に直接関わることですね。
残念ながら、町に住む日常では
あまり機会を持てませんが、
野外に出て、
植物に触れたい!
いつもそう思っています。
朝の散歩やガーデニングなど、
身近な、できるところから
機会を作っていきたいですね。
「何といっても植物は採集するほど、
いろいろな種類を覚えるので
植物の分類をやる人々は、
ぜひとも各地を歩き回らねばウソである。
家にたてこもっている人では
とてもこの学問はできっこない。
日に照らされ、風に吹かれ、雨に濡れ
そんな苦行を積んで初めて
いろいろの植物を覚えるのである」
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(『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』平凡社より)