花のかたちの印象

春から秋
(4月から9月ごろ)まで
長い花期を持つ植物に
グラジオラスがあります。

南アフリカや
地中海沿岸が原産の
アヤメ科の植物で、

日本には明治時代
オランダからもたらされ、
「オランダショウブ」、
「トウ(唐)ショウブ」とも
呼ばれる花です。

葉の形が
剣のように尖っていて、
花はユリの形に
似ていることから、

英語圏では
「剣のユリ」という意味の
「ソード・リリー Sword lily」と
呼ばれています。

剣は戦いと結びつくことから、
この花は
「戦いの準備ができた」という意味で
「挑発」という
花言葉を持っています。

けれどもその一方で、
戦いとは反対に、

人目を忍ぶ恋人たちが
これを花束にしたり、
カゴに入れてそっと渡し、

その花の数で
会う時間を
連絡し合っていたという
エピソードも。

これが「忍び逢い」や
「密会」という花言葉に
繋がっています。

古くから花は
人の想いを伝える
メッセンジャー役を
してくれていますが、

想いだけでなく、
「数」などの「情報」も
大切な要素として
伝えられていたのは
とても興味深いと思います。

私たちは
花の姿や色、形、
生き方など、

さまざまな面から
花の印象を受け取って
花自身と、そして
花を介して人とも
交流しています。

花と触れ合う喜びを
豊かに味わいたいですね。

お元気でお過ごしください。

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植物の形や色、生き方は
人間の感情と対応していると
いう考え方があります。

たとえば、
植物のまっすぐに伸びる茎は、
生きる方向性の定まった
生き方や心理状態を象徴し、

深く根を下す植物は
この現実の世界に
深く関わって取り組む
人間の生き方や態度と
結びつきます。

植物も含め、
見えるものの背後には
見えない意図がある、という
古代からの考え方が
ここにも表れています。

その植物と人間の
心理状態との結びつきを
深く考察している本
『バッチのフラワーレメディー
植物のかたちとはたらき』
(ジュリアン・バーナード、
英国f.r.p. 発行)を読む会を
毎月行っています。

植物の示す形や姿が
どう人間の心理状態と
結びつくのかを
本を読みながら、
ご一緒に考察しています。

フラワーエッセンスに
ご興味お持ちの方、
学ばれた方はもちろん、

エッセンスをご存知ない、
植物の生命力や神秘、知恵について
関心をお持ちの方にも
興味深い内容です。

ピンと来られた方、
ぜひ詳細をご覧ください。

次回は8月25日(日)
13:30〜16:30

アーカイブでのご参加も
2週間ご視聴いただけます。

次回はピンク色の小さな花、
セントーリーや
チベット原産の青い花、
地面を横に広がる
緑の植物などについて
読み進めます。

読書会「バッチ..植物のかたちとはたらき」《12ヒーラーズ》

 

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