「どうして自分は、
こんなふうにしか
できないのだろう」と、
気持ちが落ち込んで
上がってこられない日があります。
自分の短所ばかりが
目について、
許せなくなるときー
そんなときは、
“足りないところ”ではなく、
“今日きちんとできたこと”を
ひとつだけ
思い返してみるのは
どうでしょう。
私たちは
どんなに小さくても、
“できなかったこと”の方を
大きくとらえがちです。
でも、その影には、
“できたこと”も
たしかにあるはず。
それをそっと拾うだけで、
心はゆっくりと
やわらいでいきます。
パインは、
自分を責めすぎて
行き場を失った心に
静かに寄り添う木。
まっすぐ伸びる幹は、
弱さや失敗を
抱えていても、
光を受け取ろうと
伸びていく心の力を
そっと思い出させてくれます。
自分を
好きになれない日が
あってもいい。
それでも、私たちは、
きっと、十分、
がんばっています。
責める気持ちが
少しゆるむだけで、
明日はもう少し軽やかに、
明るい光の方へと
歩いていけるでしょう。
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