私とフラワーエッセンスの歩みを、少し詳しくご紹介します。
● 自己紹介とこれまでの歩み
1962年6月、東京生まれ(ふたご座/月星座はさそり座)。
三十代半ば、より自分らしい生き方を求めて会社員生活を離れました。外資系銀行や美術館などで働き、与えられた環境で懸命に取り組んできたつもりでしたが、心の奥にはいつも「自分の本当の居場所」を探す思いがありました。外からは恵まれた環境のようであっても、内側には満たされない感覚があり、やがて心身にも不調が表れはじめます。これを機に一度立ち止まり、人生をリセットすることにしました。
幼少期から母の影響で野口整体などの自然療法に親しんでいたこともあり、退職後は整体・ボディワーク・心理療法・ハーブ・アロマなど、さまざまな自然療法を試しました。その中で出会ったのが、フラワーエッセンスです。
● フラワーエッセンスとの出会い
当初は「花のエッセンス」という響きに惹かれ、深く考えずに数本を試しました。
印象は「なんとなく良い感じがする」という程度でしたが、ある精神科医のセッション後に勧められた「ウォーター・バイオレット」というフラワーエッセンスを1ヶ月ほど飲み続けたとき、大きな感情の解放が起こりました。抑え込んでいた思いやパターンに気づき、涙とともに心が軽くなっていく感覚を初めて味わったのです。
その後もエッセンスを飲み続ける中で、「これは心を整えるだけでなく、自分を受け止め、前に進む大きな後押しになる」と確信しました。エッセンスの意味を知ることは、自分の状態を理解し、世界との関わり方を健全に捉え直すきっかけになります。この学びを深めたいと感じ、専門的に学び始めました。
● スペースハナのはじまりと活動
2000年、学びを終えて「スペースハナ」をスタート。
杉並区浜田山で個人セッションや講座を開催し、バッチフラワーエッセンスの師であり、大切な友人でもあったホワード・七歩子さんの講座を4年間主催しました。会報誌の編集や天然石アクセサリーの制作にも携わりました。
2005年、ヒーリングハーブ社の認定講師となったことを機に、『エドワード・バッチ著作集』(ジュリアン・バーナード編、BAB出版)の翻訳を担当。その後も『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(2013年)、『バッチ・フラワーエッセンス 水のパターン』(2022年)など、バッチ博士やフラワーエッセンスに関する著作の翻訳に携わっています。2019年には英国ヒーリングハーブ社の動画字幕翻訳も担当しました。現在は、2026年出版予定の新たな翻訳に取り組んでいます。
また、個人セッションやワークショップ、読書会を行い、mahina pharmacy様 ほかでも、講師として活動しています。
● フラワーエッセンスのはたらきかけ 〜私の体験から
フラワーエッセンスは、心のバランスを整える「こころのサプリ」のような存在です。
その作用や実感は人によって異なりますが、私の場合は数本を続けて飲むうちに植物の調和した生命力と響き合う力が高まり、大きな解放が訪れました。
エッセンスは、飲んでいる間だけでなく、その後も生きる力のパターン情報として働き続けます。すぐに変化を感じる場合もあれば、後になって思いがけない形で作用を実感することもあります。
開発者バッチ博士は「汝自身を癒せ」「汝自身を解放せよ」という言葉を残しました。
フラワーエッセンスは、心を癒し自由にする自然の恵みであり、人生の要所で本来の自分らしさに立ち戻るサポートとなります。ストレスの多い日常の中で、心の健やかさを取り戻す力強い味方として、この恵みを多くの方にお伝えできればと願っています。
● 講師としての活動
スペースハナでの講座のほか、各地でのワークショップや講演も行っています。
mahina pharmacy 主催(東京・下北沢/2012年〜)
・月の巡りで体験するフラワーエッセンス
・フラワーエッセンス基礎/応用クラス
・フラワーエッセンス実践家養成カタリスト・クラス(入門/応用)
・フラワーカード・リーディング・ミニセッション(不定期)
urim__room 主催(神戸・六甲/2022年〜)
・季節のワークショップ(春・秋)
国際アニマル・コミュニケーション・スクール 主催(神奈川県相模原市/2022・2024年)
・フラワーエッセンス「ポスター講座」「基礎講座」など
広尾88アカデミー/MTTA 主催(東京・渋谷/2018〜2023年)
・プロフェッショナルのための月例勉強会
・特別講師としての講演(テーマ:季節の巡り、ケルトと植物など)
・フラワーカード・リーディング・ミニセッション(不定期)
● 最後に
日常では、美術館巡りや花柄の小物集め、自然の中で小さな調和のサインを見つけることを楽しみにしています。
夢は、フラワーエッセンスを日々の暮らしに根づかせ、小さな庭で花やハーブを育てること。
自分らしく生きること、そのお手伝いを通じて、人や自然とのより良い関係が広がることを願っています。