使い方(例)
フラワーエッセンスはおもに飲用しますが、その他にもさまざまな使い方があります。誰もが安心して簡単に使える自然由来のものです。利用する人の創意工夫で使える自由度の高い点も特徴です。代表的な使い方をご紹介します。

《飲む》
基本的なのみ方:
市販のストックボトルから飲む場合と、調合して飲む場合があります。

★市販のストックボトルから飲む場合:
基本的に1日4回(睡眠の直前と直後、日中に2回)、1回2滴を目安に、直接口に含んで飲むか、飲み水に入れてゆっくりと飲みます。

★トリートメントボトルを調合して飲む場合:
基本的に1日4回(睡眠の直前と直後、日中に2回)、1回4滴を目安に、直接口に含んで飲むか、飲み水に入れてゆっくりと飲みます。

・トリートメントボトルは、スポイト付の遮光ボトルに水とブランデー(茶さじ1杯・保存料として)を入れ、選んだエッセンスを2滴ずつを加えて作ります。※

※ストックボトルとトリートメントボトルの濃度は変わりますが、作用は変わりません。こちらで行うセッションやワークショップではトリートメントボトルをお持ち帰りいただき、体験していただいています。

◎飲むタイミングについて
エッセンスを心に浸透させるには、量を多くとるより頻度を上げていただくのが有効です。目安の頻度や滴数はありますが、飲みたいと感じる時は自由にとっていただいて構いません。飲み忘れた時も、その分を調整する必要は特にありません。エッセンスの純粋な生命力のリズム(バイブレーション)を根づかせるには、1回の量を多くとるより回数を多くしていただくとよいでしょう。

《お風呂に入れる》
ストックボトルから12~15滴を入れてよく混ぜて入浴します

《皮膚に塗る》
気になる部分にストックボトルから適量を塗ります。また、意識のない状態や飲ませにくい場合は、唇、手首の脈の部分、こめかみや耳の後ろなど、エネルギーのポイントにつけます。

《オイルやクリームに混ぜる》
自然のクリームやオイルに、ストックボトルから2,3種を2~4滴ずつ混ぜて使います。

《スプレーにする》
トリートメントボトルを作る要領でスプレーボトルを作り、からだの周囲や周りの空間にスプレーします。自分のオーラや空間を清め、活性化することができます。

製造法( 太陽法と煮沸法)
フラワーレメディー(エッセンス)は《太陽法》か《煮沸法》のどちらかで作られています。どちらも、【生命力にあふれる植物が咲かせるほぼ満開の花】と、【湧いたばかりの新鮮な水】が使われ、自然界の4つの力―【大地】【水】【火】【風】の力 ― を通してでき上がります。

【火】の力は、太陽法では〔太陽の光〕から得られ、煮沸法では人間が点火した〔炎〕から得られます。開発者であるバッチ博士は、フラワーレメディの作り方について次のように説明しています。
この過程で、自然界の四大元素が作用していることに注意してください。それは、植物に滋養を与える『大地』、植物を育む『空気』、植物が自らの力を分け与えられるように働く『太陽』あるいは『火』、そして植物の力を集め、有益な磁気治療力で満たされる『水』です

『エドワード・バッチ著作集』(ジュリアン・バーナード編、BAB出版刊)より

*太陽法
38種類のバッチ博士のレメディーのうち、20種類が太陽法で作られています。

雲一つない快晴の朝9時より前にほぼ満開の花を摘み、その植物の育つ場所の近くに薄いガラスのボウル(約300ml)を置いて、湧き水で満たします。そして水面に摘みとったばかりの花を浮かべて、およそ12時頃まで陽光に当てます。この時、太陽の光は途切れることなく降り注いていることが大切です。約3時間後、ボウルの中の湧き水に植物の生命力が写し込まれ、エッセンスが完成します。

フラワーレメディー(エッセンス)は、自然界の4つの力の働きかけによって誕生します。

ボウルの水に影がさしたり、手が触れないように注意しながら、植物の茎や小枝を使ってボウルから花を取り除き、同量のブランデー(保存料として)加え、母液(マザー・エッセンス)ができ上がります。

市販されているストックボトルには、この母液2滴とブランデーが入っています。

*煮沸法
38種類のバッチ博士のレメディーのうち、18種類が煮沸法で作られています。これらはおもに樹木の花から作られています。

晴れた日の朝9時より前に花を摘み、清潔なホウロウ鍋の3/4を花や枝でいっぱいにしてふたをし、すぐに鍋を持ち帰ります。鍋におよそ1リットルの湧き水を加えて、中の花や枝をひたし、鍋のふたをとって沸騰させ30分ほどに立てます。時間が経ったらふたをして鍋を戸外に置いて冷まします。冷めたらエッセンスを漉して、同量のブランデーをびんに注ぎ入れ、母液ができ上がります。

《動画》フラワーエッセンスの作り方
バッチのフラワーエッセンス・メーカー、
英国ヒーリングハーブ社の動画より

●自分で調合する「トリートメントボトル」
フラワーレメディー(エッセンス)を使う時、市販されている瓶から直接とる方法と調合ボトルを作る方法があります。

調合ボトルは、複数の種類をとりたい時に1本のびんに数種を入れて使うことができます。

・市販されている瓶を《ストックボトル》と呼び、
・ストックボトルから自分で調合した瓶を《トリートメントボトル》、ドースボトル、と呼びます。

市販されている《ストックボトル》
一般に英国で市販されているストックボトル(30ml)は、保存料のブランデーと母液2滴が入っています。(※日本では10mlボトルが販売されています。)

自分で調合する場合は、スポイント付きの遮光びん(またはスプレーびん)に、水と、ブランデー小さじ1杯(保存料として)を入れ、選んだエッセンスをストックボトルから2滴ずつ入れます。エッセンスは6種類までを目安にして選びます。

フラワーエッセンスの概要と体験を通して知っていただく「フラワーエッセンス体験ワークショップ」を実施しています。