はじめての方へ



はじめまして。当サイトをご覧いただき、本当にありがとうございます。
フラワーエッセンスの魅力|スペースハナを主宰しております谷口みよ子と申します。

ウェブサイトを通じてフラワーエッセンスやそれにまつわる植物のこと、その世界観などの関連情報をご紹介したいと思います。

 

まずは少し自己紹介をさせていただきます。

1962年6月、東京生まれのふたご座(月星座はさそり座)です。
三十代半ばに、より自分らしい生き方を求めて会社生活を離れて模索していた時、さまざまな心理療法や自然療法に出会いました。その一つがフラワーエッセンスです。卒業後、外資系銀行から社会生活を始め、その後、興味ある美術関係の仕事に出会い私立美術館に転職しました。それまで置かれた環境で精一杯取り組んできたつもりでしたが、職場を変えてもどこか満たされない感覚が常にあり、「ここではないどこか」を探していたように思います。それは、今振り返れば、若さや未熟さからくる不満や傲慢さもあったと思います。外からは何の不自由もない幸福に見える環境も、自分の中では不満足感でいっぱいで、どうしたらよいのかと答えを探す日々でした。心の不調和は必ず体にも出てきます。心身の不調をきっかけに、これまでの人生をリセットしようと決め、社会生活から一度離れたのが三十代半ばのことでした。

フラワーエッセンスとの出会い
幼少期から母親の影響で野口整体という自然療法を経験していたこともあり、不調を整えるサポートにしたのが、整体やボディワーク、心理療法、ハーブやアロマテラピーをはじめとする自然療法でした。いろいろ試していた頃
フラワーエッセンスにも出会いました。どの療法も優秀な施術者の方々に出会い、素晴らしいサポートになりました。ただこれらはやはりサポートであって、自分自身がそのサポートを受けて変化をしていかなければ、経験したというだけで終わってしまいます。残念なことに時間がたつと、もとの自分のパターンに戻ってしまうことを何度か体験しました。「学んで方法はわかっている。それを生かして変化したいのに、できない。自分のパターンから抜けられない」そんなジレンマにおちいりました。何を学んでも変化のチャンスをものにできないような自分にがっかりし、本当に変われるのか?と自分に対して厳しい疑いの目を向けていた時です。そんな時に知人の紹介で、フラワーエッセンスを何本かのみました。花のエッセンスという好印象もあったのかもしれません。「よくわからないけれど、良い感じがする」という感覚で数本をのんだ後、おもに過去生療法をしている精神科医のセッション後、その方から「ウォーターバイオレット」というバッチ・フラワーエッセンスを勧められて飲むことにしました。セッションの内容をただ聞いただけでなく、自分に落とし込むうえでもフラワーエッセンスはとても助けになりました。実際にそれまでの人生経験の謎が解けるような体験で、感情が湧きあがりたくさんの涙を流しました。けれどもそれを通じて少しずつ心が軽くなり、それまでの自分を受けとめて新しいスタートを切る準備が整っていきました。その後自分の変化の後押しとしてエッセンスをのんでいくうちに、この小さな瓶に入ったエッセンスは心を整えるだけでなく、自分を受けとめて前に進む、とても大きな後押しになると実感するようになりました。フラワーエッセンスの意味を知ることは、その状態の自分を理解し受容することにつながり、自分と世界との関係性を健全にとらえるきっかけになります。それをより深く知るためにフラワーエッセンスを学ぶことにしました。

スペースハナのはじまり
2000年に2つの機関での学習コースを終え、スペースハナをスタートしました。杉並区浜田山で、フラワーエッセンスの個人セッションと講座の主催、会報誌の編集などと、天然石のサポート・アクセサリー制作の仕事から始めました。

2005年にヒーリングハーブ社に基づくフラワーエッセンス応用コースの認定講師を務めさせていただいたのを機に『エドワード・バッチ著作集』翻訳の機会をいただき(ジュリアン・バーナード編、2008年、BAB出版刊)、その後2013年に『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(ジュリアン・バーナード著)の訳書が、英国フラワーレメディー・プログラムから出版されました。2019年には英国ヒーリングハーブ社のフラワーエッセンス動画の字幕翻訳にも携わらせていただいています。

現在は、フラワーエッセンスの個人セッションをはじめ、フラワーエッセンスを紹介するワークショップや翻訳経験を分かち合う読書会を実施する他、mahina pharmacyさま、広尾88アカデミーさま 他で講師を務めています。

mahina pharmacy(2012年〜)
・月の巡りで体験するフラワーエッセンス
・フラワーエッセンス基礎/応用クラス
・フラワーエッセンス実践家養成カタリスト・クラス(入門/応用)他
・不定期)フラワーカード・リーディング・ミニセッション

広尾88アカデミー(2018年〜)
・プロフェッショナルのための月例勉強会
・特別講師として講演
・不定期)フラワーカード・リーディング・ミニセッション

 

 フラワーエッセンスのはたらきかけ
 ~わたしの体験から

フラワーエッセンスの基本的な作用は、本やパンフレット、インターネットから簡単に知ることができます。フラワーエッセンスは、心のバランスを整える必要のある時に、いつでも簡単に使える「こころのサプリ」と言えるものです。ただ私たちの心や状況はそれぞれ違うので、実際の体験や実感は多様です。その一つの例として私自身の体験をご紹介させていただきます。

今から二十数年前、知人の勧めで初めてフラワーエッセンスをのみました。それはFESという北米のメーカーの「ベビー・ブルー・アイズ」という小さな青い花のエッセンスでした。

その後、もう一種類、別のエッセンスをとった後、3本目にバッチフラワーという別のブランドの「ウォーター・バイオレット」をのんだ時、感情が大きく解放されるのを感じました。

当時の私は、それまでの人生を肯定できず自己嫌悪でいっぱいの、心の歯車が全くかみ合っていない状態で、何とかそこから脱したいと思っていました。

初めの1本をのんだ時の感想は、「よい感じがする」といった漠然としたもので、その「よい感じ」も、「花のエッセンス」という心地よいイメージから、そう感じるのかもしれないとも思えました。2本目にのんだエッセンスも、同じような印象でした。

そして3本目の「ウォーター・バイオレット」をのんだ時、感情が大きく動くのを感じたのです。このエッセンスは、あるセラピストの方に勧められて服用したものです。ひとりの静寂さが好きで、他人と距離を置く人のためのエッセンスです。この時のセラピーである程度、感情が解放されていたので、関連するエッセンスをとることで、さらに解放が進んだように思えました。

ウォーター・バイオレットをのんでいる間、気づかずにいた感情も湧き上がり、ずいぶん涙を流しました。それまでの自分の物事のとらえ方や感じ方のパターンがよくわかり、心身の不調和のもとをはっきり意識することができました。直視できなずにいた感情は、心の深い部分(無意識)にずいぶんたまっていたのでしょう。長い間押し込み、ため込んできた思いに気づくのは、心地よいとは言えない経験ですが、心がバランスを取り戻す上で必要なことです。当時、その一つひとつを受け止めていく過程で、心は次第に軽くなっていきました。私はこのプロセスを通じて、フラワーエッセンスには 大きな力があることを実感しました。

今振り返れば、最初にのんだ2本のエッセンスが、植物の調和した生命力を通じて心に働きかけ、バランスを取り戻す土台が整えられたように感じています。1本目、2本目とのみ続けることで、植物と共鳴する力が高まり、「ウォーター・バイオレット」をのんだタイミングで、大きな反応として感じ取れたのだと理解しています。

要所でエッセンスをとることは、植物の調和して生きる力に共鳴し、本来のバランスの取れた心のリズムを呼び覚ますことです。その働きかけは、のんでいる時だけにとどまりません。たとえ、その時すぐに変化を意識できない場合があっても、エッセンスはのみ終わった後も生きる力のパターン情報として残り、何かの折に、その人にとって一番良いタイミングで、調和に向かう後押しとなり得ます。

その力は、心の深い部分に働きかけるため、意識されない場合がある一方で、すぐに意識できることも多くあります。また数週間、あるいは数カ月とり続けているうちに、意外なことに気づいたり、自分の思いと行動のギャップが明らかになって変化のきっかけが得られる例も多いのです。これは、本やパンフレットの説明を超える、その人独自の経験(プロセス)です。

とても精妙で、やさしく作用するフラワーエッセンス(レメディー)ですが、こころを調整するだけでなく、必要に応じて、その人が生き方を変え、本来の自分らしい道に戻る、大きなサポートになります。

開発者のバッチ博士は「汝自身を癒せ」「汝自身を解放せよ」という文章を残しています。私たちは生きている間、自分自身を癒し、とらわれがちな心を自由にしていくことが要所で求められます。

フラワーエッセンスは心を癒し自由にする「こころのサプリ」としても、人生のサポートチーム」としても役立てられる自然の恵みです。ストレスの多い毎日に、こころの健やかさを取り戻す力強い後押しとして、私自身、エッセンスをいかしながら学び、一人でも多くの方と分かち合っていけたらと願っています。

 

その他(夢、趣味など)

○ 夢・目指すこと
・フラワーエッセンス(レメディ)を役立てる習慣が日本に根づくこと
・バッチフラワーやハーブの小さな庭を作ること
・フラワーレメディゆかりの英国イングランド、ウェールズに再訪すること
・自分とより良い関係を築くこと。そのサポートをさせていただくこと。
・それを土台に皆が周囲(人や自然)とより良い関係を築き、小さな調和が広がること

○ 興味・関心
*美術館
展示室は私にとって聖域です。いつも静かで安らいだ気持ちになります。二十代の頃、クロード・モネの睡蓮や積みわらの連作を求めて米・英・欧州の美術館を旅しました。建築・デザインにも興味があります。

*まわりの小さなことに宇宙の調和のサインをみつけること
何かを見た時、その部分の数を数え規則性を見つけようとするクセがあります。数学は苦手ですが、神聖幾何学やフラクタルに大きな魅力を感じます。

*花柄アイテム、生地
リバティ・プリント、ウィリアム・モリスの小物や生地にうっとりします。

*きれいな菓子箱
できるだけ収納に利用します。

○ 好きなことば
「幸福になるほんとうの秘けつ それは現在に生きること
いつまでも過去のことを悔んだり 未来を思いわずらったりしていないで
今 この瞬間から最大限の喜びをさがすこと」(ウェブスター)

「他者に与えることのできる最高の贈り物は、
自分自身が幸せで希望に満ちていることだ。
そうすれば、人々を落胆から引き上げてあげることができる」
(エドワード・バッチ)

○ 好きな本
『ライフ・ヒーリング』(ルイーズ・ヘイ、たま出版)
『アロハ!』(平良アイリーン、サンマーク出版)
『ジョイはきれいな水を飲む』
(ジャネット・ルース・ジェンドラー、PARCO出版)
『アナスタシア』(U.メグレ、ナチュラル・スピリット)
『おかげさまで生きる』(矢作直樹、幻冬舎)  など